「かわいい!」のひと言で決めてしまって、あとから「こんなはずじゃなかった」と後悔する人が、毎年たくさんいます。
犬は10年以上、長く生きれば15年以上、一緒に暮らすパートナーです。見た目や人気だけで選ぶと、あなたにとっても、その子にとっても、つらい毎日になってしまうことがあります。
この記事では、あなたの生活スタイルに正直に向き合いながら、「自分に合う犬種ってどれだろう?」を一緒に考えていきます。
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まず確認|犬を迎える前にライフスタイルを正直に見直そう
1日何時間、家にいますか?
一人暮らしで仕事に出ていれば、毎日8〜10時間は家を空けることになります。共働きのカップルならさらに長くなるかもしれません。
犬は本来、群れで生きる動物です。長時間ひとりにされることが苦手な子もいれば、意外とマイペースで過ごせる子もいます。犬種によってこの「留守番耐性」は大きく変わります。
こんな項目を棚卸しして
犬を迎える前に、以下を正直に確認してみてください。
- 平日、家を空ける時間はどのくらいか
- 住まいは一軒家・マンション・アパートのどれか
- 家族構成(一人・カップル・子どもがいるファミリー)
- 散歩に使える時間(毎日15分?1時間?)
- 運動が好きか、のんびり派か
- 抜け毛や掃除の手間が気になるか
これらを踏まえた上で、自分に合う犬種を探すのが「後悔しない選び方」の基本です。
ライフスタイル別|条件で選ぶ小型犬ガイド
① 一人暮らし・初めて犬を飼う人へ
重視すべき条件
- 留守番ができる
- しつけがしやすい
- 運動量が少なくて済む
- 抜け毛が少ない

トイプードル 長年、日本で人気犬種の上位をキープしてきた理由があります。賢くてしつけがしやすく、抜け毛がほぼない。一人暮らしの部屋でも十分に飼えるサイズで、初めて犬を飼う人にも向いています。活発なので、帰宅後の遊び時間をしっかり確保してあげましょう。
チワワ 世界最小クラスの小型犬で、自立心が強め。適度に一人で過ごせるため、留守番が比較的得意な犬種です。ただし警戒心が強く、しつけをしっかりしないと吠え癖がつくことも。子犬期からのトレーニングが大切です。
シーズー 穏やかで独立心が高く、マイペースな性格。一人でも機嫌よく過ごせるため、忙しい一人暮らしにも向いています。初心者にもおすすめの犬種です。
注意点 どの犬種でも、長時間の留守番を最初からさせるのは禁物です。少しずつ慣れさせていく「留守番トレーニング」が必要です。
② 共働きカップル・日中不在が多い家庭へ
重視すべき条件
- 独立心があり、ひとりでも落ち着いていられる
- 吠えにくい
- 帰宅後のコミュニケーションで満足できる

シーズー独立心が強く、留守番に向いている犬種として定番。のんびりマイペースな性格で、飼い主が帰宅するまで自分のペースで過ごせます。
マルチーズ 従順で穏やか。しつけがしやすく、吠えも比較的コントロールしやすい犬種です。ただし寂しがり屋な一面もあるため、帰宅後はしっかりスキンシップを。
パグ おおらかでマイペース。過度に興奮しにくく、留守番中も穏やかに過ごせます。ただし暑さに非常に弱いため、夏場の室温管理は必須です。
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重視すべき条件
- 温和で社交性が高い
- 子どもが触っても怒りにくい
- にぎやかな環境にも慣れやすい

キャバリア 穏やかで誰にでもフレンドリー。子どもとも仲良くなれる犬種として定評があります。運動量も多すぎず、家族みんなで楽しく飼えます。
トイプードル 賢くて社交的。子どもの遊び相手にもなれて、家族との時間を楽しめます。しつけもしやすいため、ファミリーにも安心。
ビションフリーゼ ふわふわのぬいぐるみのような見た目で、性格は明るく陽気。子どもとの相性がよく、近年人気が高まっている犬種です。
注意点 小さい子どもがいる家庭では、犬のしっぽを引っ張ったり急に抱きついたりしないようにルールを教えることも大切です。
④ ゆったり過ごしたい・運動量が少なめの人へ
重視すべき条件
- 散歩が短くてもOK
- 穏やかでのんびり屋
- 室内でも満足できる
シーズー 散歩は1日15〜20分でも十分。室内でのんびり過ごすのが得意な犬種です。
パグ 短頭種のため激しい運動は苦手ですが、室内でゆったり過ごすのが大好き。飼い主にくっついていたいタイプです。
狆(ちん) 日本の伝統的な愛玩犬。運動量が少なくてよく、おとなしい性格で室内飼いに向いています。静かな暮らしを好む人におすすめです。
⑤ ミックス犬という選択肢|うちの子はシュナプーです
実は私自身が飼っているのが、ミックス犬の「シュナプー」です。
ミニチュアシュナウザーとトイプードルをかけ合わせた子で、5歳のオス、約5kgです。
毎日のお散歩も、ご飯も、お世話も、一緒に過ごす時間のすべてがこのブログの原点になっています。

シュナプーは、シュナウザーの賢さと警戒心の強さ、プードルの社交性と明るさを受け継いだ犬種です。抜け毛が少なく、においもほとんど気にならない。マンションでも十分飼えるサイズで、しつけのしやすさにも定評があります。
ただしミックス犬全般に言えることですが、「どちらの親に似るかは生まれてみないとわからない」という個体差の大きさがあります。見た目も性格も、兄弟同士でも大きく違うことがある。うちのシュナプーの両親は2〜3kgということでしたが、あっという間におおきくなって‥そんな感じでした。
それも含めて「うちだけの子」として楽しめる人に向いている選択肢です。
2025年の人気犬種ランキングでは、ついにミックス犬が初めて1位を獲得しました。「個性があって唯一無二」という魅力が、多くの飼い主に支持されています。

【重要】犬種が決まったら、次に考えてほしいこと
犬種が決まったとき、次の問いに正直に答えてみてください。
「どこから迎えるか」を、ちゃんと考えましたか?
春になると、ペットショップの子犬を見て衝動的に迎えてしまう人が増えます。でも、そのショーウィンドウの裏側に何があるかを、一度立ち止まって考えてほしいのです。
問題のあるブリーダーやペットショップから迎えた子犬は、生まれた環境のストレスや早期離乳の影響から、健康や性格に問題が出やすいケースがあります。
信頼できる迎え方の基本として、以下を参考にしてください。
- 親犬の状態や飼育環境を直接見せてもらえるか
- ワクチンや健康診断の記録がきちんとあるか
- 「売りたい」ではなく「この子に合う家族に渡したい」という姿勢があるか
- 保護犬・里親という選択肢も視野に入れる
犬を迎えることは、その子の命を一生預かるということです。慎重に、でも温かく、選んであげてください。
迎える場所の選び方について、私の実体験も交えて 詳しく書いた記事があります。
ぜひ合わせて読んでみてください。
あなたと犬の相性をもっと詳しく知りたい方へ
「記事を読んでもまだ迷っている」「自分の性格や生活リズムに本当に合う犬種を知りたい」という方には、相性診断を活用するのもひとつの方法です。
まとめ|犬との暮らしは「選んだ瞬間」から始まっている
犬を迎えることは、かわいいだけでは続かない。でも、ちゃんと準備して、自分に合った子を選べば、それは間違いなく人生を豊かにしてくれる選択になります。
あなたのライフスタイルを正直に見直して、その子が10年後も幸せでいられる家庭を作れるか。それを考えた上で、一歩踏み出してほしいと思います。
私もシュナプーと暮らしながら、毎日「優秀な飼い主」に育っている途中です。一緒に、育っていきましょう。
となりのシュナプー 