一人暮らしも夫婦も 犬と暮らす家|こだわりインテリア

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犬を迎えてから、部屋への向き合い方がすこし変わった。

以前は「自分が過ごしやすければいい」くらいの感覚だったけれど、一緒に暮らす存在ができてから、床を見る目が変わった。家具の高さが気になるようになった。掃除のしやすさを、真剣に考えるようになった。

この記事では、犬と暮らすために実際にやってきた部屋づくりのこだわりをそのまま話してみようと思う。
一人暮らしの方にも、夫婦で暮らしている方にも、参考になれば嬉しいです。

床 → とにかく滑らせない

犬にとって、フローリングは思っている以上に負担がかかる。走るたびに滑ってふんばれない、日々積み重なれば関節に影響することもある。

うちのこはパテラ(膝蓋骨脱臼)と診断された過去があり、フロアカーペットを全面に敷くことにした。

原状回復を考えると貼り付けタイプは難しいけれど、置くだけのフロアカーペットなら賃貸でも対応できる。

色はホワイトウッドカラーを選んで、白を基調とした清潔感のある部屋に。白系にすると犬の毛やゴミが目立ちやすいので、逆に掃除のタイミングがわかりやすくなる。結果的に清潔を保ちやすいと感じています。

棚 → 届く場所に危険なものを置かない

犬がいたずらをするのは、構って欲しかったり、退屈しているか、目についたものが気になるから。

犬の行動は予測できないことも多い。躾をしながら、そういった経験を経て飼い主も一緒に学んでいくものだと思っている。

ひとつ覚えておいてほしいのは、犬は叱って育ててはいけないということ。いたずらをしてしまうのは犬のせいではなく、環境を作れていなかった飼い主側の問題。危険を回避させることは、飼い主の鉄則だと思っている。

今は扉付きの棚を選んでいて、下段は犬のおもちゃ置き場にした。犬が口にしてはいけないものは置かないというルールにした。

誤飲・誤食は、思っている以上に深刻なことがある

チョコレート・玉ねぎ・ぶどう・薬・電池・小さな小物など、犬にとって危険なものは意外と身近なところにある。

誤飲・誤食をしてしまうと、内視鏡や手術が必要になるケースもあり、治療費・手術費用として数万〜十数万円かかることも珍しくない。最悪の場合、命に関わることもある。

実はうちの子も、誤食をしたことがある。

紐状のおもちゃを飲み込んでしまい、体の外に出せない状態になった。何度もえづいているのに、おもちゃは出てこない。その動作が、小さな体からどんどん体力を奪っていくのがわかった。

すぐに病院へ駆け込んだ。飲み込んだおおよその時間、その日の食事やおやつ、トイレの回数。状況をできるだけ詳しく伝えた。

レントゲンを撮ると、腸の付近にそれらしい影が映っていた。口から内視鏡で取り出す方法もあったけれど、位置的に取れるかどうかわからないと言われた。もう一つの選択肢は、開腹手術。

紐状のおもちゃは長さがある。小さな体の腸に絡まれば、腸閉塞を引き起こす危険がある。そうなると、腸はたちまち壊死し、死に至る。院長先生はその場で緊急手術を決断した。

オペ中、ずっと祈っていた。後悔と自責の念で、押しつぶされそうだった。

小さな体にメスが入り、おもちゃは取り出された。3日ほどの入院を経て、うちの子は帰ってきた。怯えた顔をしていた。その顔を、今でも忘れられない。

費用は約9万円。この子の命が助かるなら、安いものだと思った。

あの経験から、「届く場所に危険なものを置かない」はうちの絶対ルールになった。

「扉があるから大丈夫」と思っていても、力の強い犬や好奇心旺盛な子は扉を自分で開けてしまうことがある。だからうちでは、扉の有無に関わらず「たとえ開けられてしまっても危険なものがない」状態を作ることをルールにしている。

  • 薬・電池・細かい小物は上段か完全に別の場所に収納
  • 下段は犬のおもちゃや安全なものだけ
  • 床に危険なものを直置きしない

扉は第一の壁、置き場所のルールは第二の壁。命に関わることだからこそ、「まあいいか」ではなくルールとして決めてしまう方がいい。

ちなみに棚はインテリアに馴染むデザインのものを選んだ。成長とともにいたずらもなくなり、それはそれでちょっとさみしさもありました(笑)

掃除 → しやすさを最優先に設計する

犬と暮らすと、抜け毛やにおいケアが日常になる。掃除がしにくい部屋は、どんなに素敵な家具を置いてもすぐに清潔感が失われてしまう。

だからこそ、掃除のしやすさを考えて家具を配置した。掃除にかかる時間が減った分、その時間を犬と過ごせる。犬の寿命は人間より短い。一緒にいられる時間は、思っているより少ない。だから掃除を効率化することは、その時間を守ることだと思っている。

床にものを置かない

コードも、小物も、できるだけ床に直置きしない。収納に全て収めることで、掃除機をかける動線がシンプルになる。

脚あり家具を選ぶ

ソファもテレビ台も、脚があるものを選んでいる。理由はシンプルで、ロボット掃除機が入るから。

うちで使っているのはNarwal(ナーワル)。掃除と拭き掃除が同時にできて、基地に戻ると自動で洗浄・乾燥までしてくれる。普通のロボット掃除機と違い、モップが常に清潔な状態で動いてくれるのが決め手だった。

犬がいる家庭では、ロボット掃除機は「あると便利」ではなく「ないと困る」レベルになった。

家具を選ぶとき、脚の高さもさりげなく見ておくといいかもしれない。

においについて

友人が遊びに来たとき「犬がいる家だと思えないくらい、においがしないね」と言われたことがある。毎日の掃除習慣と、においが染みつきにくい素材選びの積み重ねだと思っている。特別なことをしているわけではなく、続けることが全てだった。

ソファ・チェア → 高さと相性を考える

犬がソファやベッドに上がり下りするとき、高さがあればあるほど足腰への負担が大きくなる。

特にシニアになってきたとき、この差は顕著に出てくる。

うちの場合ですが、座面の高さがそこまで高くない椅子やソファを選んで、ステップ(踏み台)と組み合わせています。

ステップを置くことで、犬が足腰に負担をかけずに、自分のペースで上り下りできるようになった。
ソファを選ぶときはステップとの相性も考えて、座面の高さとステップが合うかを確認するといいかもしれない。

家具はデザインだけで選ぶと、こういう細かいところで後悔することがある。機能と見た目の両方を満たしてくれる家具を探しているなら、KuHoN(クホン)のラインナップは一度見てみる価値があると思う。

北欧の著名デザイナーによるリプロダクト家具を中心に扱っていて、ウェグナーのシェルチェアなど憧れのデザインが手頃な価格で手に入る。全商品を自社工場で丁寧に製造していて、1年間の品質保証つき。
セミオーダーで色やサイズをカスタマイズできるのも、インテリア好きな人には刺さるラインが充実してるので、ぜひチェックしてみて。

北欧デザイナーズ家具でありながら、ペットカテゴリもあって、犬と暮らす視点で探せるのはありがたい。

ファブリック → 洗えるものを選ぶ

カーテン、ラグ、ベッドカバー、クッションカバー。これら全て、洗える仕様のものを選んでいる。

犬と暮らすと、においや汚れは想像以上に早くつく。洗えないものは、どんなに気に入っていてもだんだん清潔感が保てなくなってくる。洗えることを前提に選んでいると、汚れても「また洗えばいい」という気持ちの余裕が生まれる。これが意外と大切だと思っている。

ラグを選ぶときの注意点

ラグを選ぶとき、洗えるかどうかに加えて、自宅の洗濯機で洗えるかどうかまで確認しておくといい。汚れるたびに買い替えていたら膨大なコストがかかる。長く使うためにも洗いやすさは重要なポイント。大きいサイズはコインランドリーが必要になることもあるので、サイズと重さも買う前に見ておくと後悔が少ない。

素材選びは、掃除のしやすさも考えておくといいかもしれない。ループパイルよりカットパイルや平織り系の方が、コロコロや粘着クリーナーで抜け毛を取りやすい。犬種によって抜け毛の量や太さが違うので、自分の子に合った素材を選ぶ視点も持っておくといい。

カーテンは遮光性と洗濯のしやすさを両立しているものを選ぶと、日々の管理がラクになる。

クッション・ファブリック小物は素材に注意

子犬の頃、クッションが遊び相手になることがある。噛んで、引っ張って、ボロボロにされることもある。でもそれも、一緒に過ごした時間の記憶のひとつ。好きなファブリックだからこそ、その思い出が愛おしくなる。

ただひとつだけ、気をつけてほしいことがある。ビーズクッションは犬がいる家庭では注意が必要だ。カバーが破れると中のビーズが大量に飛び出す。それを誤食してしまうと、腸閉塞のリスクがある。綿素材のクッションも同様で、中材を引っ張り出して食べてしまうケースは少なくない。

子犬期は特に口にするものへの好奇心が強い。ビーズや綿が出てくる可能性のあるファブリック小物は、届かない場所に置くか、噛んでも安全な素材のものを選ぶようにしておくといいかもしれない。

まとめ

犬と暮らす部屋づくりに、決まった正解はない。

ただ、振り返ってみると共通しているのは「犬にとって安全か」「掃除がしやすいか」「見た目も妥協しないか」を
同時に考えるようになったこと。

一人暮らしでも、夫婦でも、賃貸でも、持ち家でも、犬と気持ちよく暮らせる空間は作れると思っている。

ぜひ、参考にしてみてください。

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