本記事は、夫からのモラハラ・DVを経て、愛犬と自由になるまでの真実を綴った体験記録です。
※ご自身にて適宜、閲覧の可否をご判断いただけますと幸いです。
引越しっていくらかかるの?
引越し屋
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夫の思惑
夫は、離婚の細かい取り決めを、親族で集まって話し合いたいと
予定をしつこく聞いてくる。そして、そこに私の叔母を呼ぶとも言っている。
‥こんなメンツ、自分の思い通りにしたい思惑が見え見え。
全員夫側の人間じゃないか。
夫と叔母が「ツルんでいる」ことを既に見破っているとも知らずに
そんな提案をしてくるとはバカな男…
私は叔母ではなく、弁護士に依頼してスケジュール調整しているから
少し待ってくれと適当に嘘をついた。
引越しの準備は着々と進んだ。
私の部屋が山積みの段ボールになっていた。夫にはバレていない様子だ。
引越し業者には
「離婚をするので次の住所は夫に絶対に知られないようにしてほしい」
と事情を話し、完全秘匿でお願いした。
最悪、夫が在宅していても引越しは強行する。(しかない)
重ねて、警察にも引越し日程を連絡。何かあったらすぐに連絡する旨を伝えた。
運命の夜逃げの日
万が一に備え、2案を用意して、当日に臨んでむかえた引越し当日。
- 朝、夫が仕事に出かける
- 外出と同時に、冷蔵庫の中身を放り出して冷蔵庫を運び出す準備
- 夫がいると準備できなかったキッチン周りを荷造り
- 引越し業者の到着を待つ!
- A案をしつつ警察に状況説明し、なにかあればすぐ家に来て欲しいとお願いした
- 引越し先がバレない様に作業員の方々にリマインド
B案はリスクが高いので夫が休みでないことを祈るばかりだったが
なんと
朝、彼はゆっくり寝ていた。
まさかの‥夫はこの日休みだった。
動揺で心臓が破裂しそうだった。焦りと緊張が全身を走る。
顔には出さず、平静を装う。
頭の中では引越しスケジュールを繰り返し頭の中でぐるぐると走らせていた。
時計の針は、AM10時。
引越し業者は11時にくる。
ソワソワしていた時、夫の寝室から物音。
夫が起き出した。
耳を澄ますと洗面所で歯磨きやシャワーの音。
出かけそうな雰囲気を出してくる。
時は10時半。
「お願い、出かけて…出かけて…!」
玄関でガチャリ。自転車のチェーンが回る音。
ドアが開く。閉まる。遠ざかるチェーンの音。
夫は外出した。
マンションから完全に消えたのを確認した瞬間、
「夜逃げ」のゴングが鳴った。
A案、決行!!!!
それからものすごい勢いで行動に移した
引越し業者が到着して、指示を出す。
あっという間に荷物はトラックへ。
そして私は犬を抱えて、マンションを飛び出した。
「脱出‥成功!!」
季節は春のはじめだったが
脱出した後に、ものすごい汗をかいていた自分に気がついた。
それから移動し、引越し先で、もう一度大きく息を吐いた。
夫の友人からの電話
後日、電話が鳴った。夫の友人からだった。
一瞬ヒヤリとしたが、恐る恐る出てみると
突然の電話をごめんね。家を出たと聞いて連絡したの。
今住んでいるところは私に言わなくていいし、この電話のことを◯◯くん(夫)には言わないから安心して。
今近くにもいないよ、私1人。
突然家を出たことを聞いて、ただならぬ事情があると思って連絡したらしい。
「家に帰ったらもぬけの殻で、引っ越す気配すら全く気づいてなかったみたい」と。
してやったぜ。そんな達成感に湧いた。
その友人にDVがあったことを全て打ち明けた。友人は絶句した。
「そんな事情があるとは思わなかった。あんなに優しい人だと思ってたのに…言葉が出ない。本当に辛かったね」
と言ってくれて、心の中に一筋の光が差した瞬間だった。
かしこいお引越し。
引越し屋
パパはどこにいったの
知らない土地で暮らし始めて
犬は、
なぜここに来たのか
「パパ」がいないことを
どう感じているのだろうか‥。

新しい場所で散歩をしている時に、
犬は、夫に似た背格好の人をじっと見つめ、一度だけ吠えたことがあった。
それは間違いなく
「身内」を呼んでいる時の鳴き方だった。けど‥
私は
「いくよ」
と言ってリードを引いた。
胸が締め付けられ、
謝罪の思いでいっぱいだったけど‥
これから新生活で楽しい思い出で埋め尽くそう。
あんな男を思い出す時間を与えないように。
そしてまだ終わっていない。
離婚届を獲得するミッションが残っている。
▶︎7話 ついに決着。離婚届を出したがらない夫
ネットで頼むと安くなる!!
引越し屋
となりのシュナプー 
