10年越しのラブレター

10年越しのラブレター

40代後半に差し掛かったわたしの

恋?なお話です。

最近は、惚れた腫れたに少し疲れてしまう自分がいる。

なので

一旦、恋愛は休憩時間といったところ。

特別、恋多き人生を送ってきたわけではないのですが

ただこの年齢になると、仕事、家族、体調、将来 ――

身の回りにいろんなことが同時に訪れる。

ひとつ恋沙汰を終えると、

20代の頃のように「よし!次!」とは簡単に切り替えられなくなるそんなお年頃。

… わかってくれる人、いると思う。

恋愛・結婚にもコツがあります。
アイピック性格分析で発見。自分のカタチ。

ある日、iPhoneの画像整理をしていたら、ふと昔の写真に目が止まった。

10年前の送別会の写真。

最後の職場の飲み会を楽しんでいる私。

お見せできないのが残念なくらい、若くてカワ……(自粛)

辞めるのに勇気がいるほど、本当に仲の良いチームだった。

そのときにもらった写真の中の寄せ書きを、久しぶりに読み返す。

また一緒に仕事したいです

明るくていつもキラキラ素敵でした

その笑顔でこれからもがんばってください

褒め言葉で埋め尽くされていて、私は幸せだったし見返すだけでよみがえる楽しさ。

…まぁ、寄せ書き書いてと言われたら、だいたいこうなるんだけどね。

その中に、ひとつだけ、やけに記憶に残っているメッセージがあった。

同じチームのAくん。

年齢は年下だけど、仕事歴は先輩。

ただ、ほんの少しだけ 好意を持っていた人。

周りから「もう付き合っちゃえば?」なんて冗談を言われるくらいには、仲が良かった。

彼は韓国から来て、日本で一生懸命働いていた頑張るマン。

私が入社した頃、仕事を教えてもらったのがきっかけで仲良くなり、

Aくん
Aくん

ヌナ(親しい女性の呼び方)

わたし
わたし

ソンべ〜!(先輩)

と冗談まじりに呼び合っていた。

恋人にはならなかったけどいつも隣にいたなぁ。

当時、恋心が燃え出しそうなのを抑えていたと思う。

その寄せ書きには、ハングルでこう書いてある。

ヌナありがとう。がんばれ!

踏み出さなかった理由は単純で、

「恋より仕事に生きる」と決めて、退職したから。

あの頃の私は、若さよりも仕事を選んだ。

それが間違いだったとは思っていない。

ただ、行動しなかったこの恋は、10年後もきらきらしている。

当時は、感謝感激の余韻のまま終わっていたその寄せ書き。

今になり、しっかりと見返してみた。

ああ〜青春してるな〜(きらきら)

当時は簡単な韓国語くらいしか知らなかったので、なんとなくその文字を

いいかんじにラブメッセージと脳内変換してそのままにしていた。

…そして10年が経って、気になったので改めて意味を調べてみた。

今になってメッセージの正体に気付いてしまった。

続きに書いてあったのは…

누나, 어디 가도 아군입니다♡

Bくん
Bくん

ヌナ、いつも味方だよ♡

(ハートなんて付けるから紛らわしいよ‥)

え・・・これは社交辞令だ。なんならラブとか皆無やん・・。

10年越しに、ゆっくりと、静かに、残念がる私。

当時、ヌナと呼ばれることに浮ついて

私をソンべと呼ぶAくんに対し「私、後輩だからソンべじゃないよ。オッパ〜」

なんて言って、じゃれていた自分…。

彼に恋心、ナシだった/(^o^)\あー

いい思い出は、

いい思い出のまま取っておいたほうが幸せなこともあるのかもしれない。

—— 仕事で一人前になりたくてがむしゃらに働いた10年。

そして異国出身の彼からの想いが

ラブライクだったと判明…

きらきらした昔話で、このラブレター(過去)は幕を閉じる。

世の、恋に恋する者たちよ・・勘違いヌナからの助言です。

もし、いま迷っているなら ——

私みたいに、10年も寝かせなくてもいいから行動しなさい。

あ、仕事も恋愛もがんばんなさい!


동생 선배님 元気かな。

きっと今も素敵に年齢を重ねているに違いない。

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